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コンシェルジュ コラムバトン

コンシェルジュ コラムバトン
子ども・子育て支援新制度ってなあに、無償化ってなあに①
2022.02.21
前回はいわき市で取り組まれている子育て支援『おやCoCo』やコンシェルジュについてお話しました。

ではその発端である「子ども・子育て支援新制度」とは?ということで、
ちょっとさかのぼってみましょう・・・

平成24年8月、日本の子ども・子育てをめぐる様々な課題を解決するために、
「子ども・子育て支援法」という法律ができました。
この法律と、関連する法律(認定こども園法、児童福祉法)に基づいて、幼児期の学校教育や保育、
地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を進めていく「子ども・子育て支援新制度」が、平成27年4月に本格スタートしました。

そのポイントは
●認定こども園制度の改善
●認定こども園、幼稚園、保育所を通じた共通の給付等の創設
●地域の子ども・子育て支援の充実
などになります。

上記の主な内容としては
〇幼児期の学校教育・保育の総合的な提供
⇒幼稚園と保育所の良さをあわせもつ、認定こども園の改善、移行促進。
⇒幼稚園と保育所と共通の利用者負担(保育料)を設定(≒公定価格)

〇待機児童対策を強力に推進
⇒待機児童解消にむけ、多様な保育(例えば、小規模保育事業などの0~2歳までの預かり施設)の充実により預けられる人数を拡大する。

〇家庭・地域の子育て支援を充実
⇒地域の声を聴きながら、市町村の実情に合わせて計画し、子育て相談や親子交流、一時預かりなどの子育て支援策を充実させる。
…などです。

財源は、消費税率引き上げによる増収分が活用され、社会全体による費用負担で新制度を支えています。
新制度の実施は身近な市町村が主体となって行い、地域のニーズに合わせて必要な事業を実施しています。

ちなみにコンシェルジュ(利用者支援事業)は3つめのポイントの「地域の子ども・子育て支援」の一環です。
制度は平成27年4月から本格施行、その後保育料の無償化なども加わり、今に至ります。

新制度についてもっと知りたい!そんな方は是非、国のHPや市HPを見てみてください。
国HP:https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/sukusuku.html
市HP:http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000005120/index.html