では次に幼児教育・保育の無償化について、ご説明します。
国では令和元年度10月1日から「幼児教育・保育の無償化」を開始しました。

具体的にどんな制度かというと…
保育所（園）及び幼稚園などを利用する３歳から５歳（就学前）までの幼児の利用料（保育料・授業料）を以下のように無償化したものです。

・「幼稚園」…月額25,700円まで無料
・「保育所・認定こども園」…無料
・「認可外保育施設等」…月額37,000円まで無料（保育の必要性の認定を受けたご家庭のみ）
・幼稚園の預かり保育…月額11,300円まで無料（保育の必要性の認定を受けたご家庭のみ）

また、0歳から２歳の幼児の利用料については、市民税非課税の家庭は無償化となります。

しかし、ここで注意したいのは、無償化になるのは国が定めた利用料であって、
利用料以外の施設から実費として徴収されている費用 （通園送迎費、食材料費、行事費など）は、無償化の対象外ということです。
無償化≒無料というわけではなく、実費部分（施設ごとに異なる金額）は引き続き発生します。
費用については、入園説明会等で説明があったり、園のしおりなどに記載されているので、
月々や年間でかかる費用について、一度見直してみるのも良いですね。

結局、うちってどうなるの！？と思った皆さん、
市HPの無償化のページや、コンシェルジュ通信（Vol.8）を見てみてください。
2021版「こどもみらいBOOK」のP30～31にもフローチャートを掲載しているので是非参考にしてくださいね。
市HP：http://www.city.iwaki.lg.jp/www/sp/contents/1563496739665/index.html
子育てコンシェルジュ通信：http://www.city.iwaki.lg.jp/www/sp/contents/1530839453106/index.html
こどもみらいBOOK：http://www.city.iwaki.lg.jp/www/sp/contents/1533543848411/index.html

説明を読むうちに…
「そもそも、１・２・３号ってなんだっけ？」、
「うちは兄弟がいるけど、多子世帯の保育料って…？」
など他の疑問が出たり、もっとほかのことも知りたくなった方は、
サイト内の【よくある質問】も参考にしてみてください。

「読んだけどよくわからないなあ…」、そんな時は是非お近くのコンシェルジュに相談ください。
コロナ感染対策をしっかりしたうえで、ご相談に応じます。
コンシェルジュは窓口にいない場合もあるので、相談にいらっしゃるときは事前にお電話いただけると確実です。

お子さんの保育料・教育費、「大事だけど、なんとなく分かってなかったなあ」なんて方も、
これを機にぜひ確認してみてくださいね。