小名浜地区保健福祉センターの子育てコンシェルジュ　原田です。

先日、窓口に保育所に関する手続のため、ママとお子さんが来所しました。 「こちらにどうぞ」と席を案内すると、お子さんは大きな椅子にちょこんと座り、周りを見渡して、壁に貼ってあった動物の乗っている機関車の壁飾りを見つけて、「保育園みた～い」とにこにこ笑顔で見入ってくれていました。
ママも「ホントだ～」と声を上げ「おサルさんにクマさん、あれはネズミさんかな～」と書類を持って対応しようとする私が来るまで、楽しそうに話していました。
私が作った作品だったので、聞こえてくる声についつい嬉しくなりました。
ママが書類を書き終えるまで、お子さんはお絵描きをしながら、ちょこんと座って待ち書いた絵はお土産に持ち帰りました。にこにこ待っていた様子もですが、この時なぜだかとてもあたたかな気持ちになったのを覚えています。

確かこの壁飾りを作ったのは3～4年も前のこと、丁寧に時間をかけて作ったので、ラミネート加工して、ずっと使えるようにしました。
季節に合わせて壁飾りは変えたいな、なんて思いながら、年に何回かは模様替えをしています。

そう考えると、保育所や幼稚園等で行われる数々の行事や日々の生活の中に、壁飾りしかり、工作しかり、こども達に何度となく『彩り』をたくさん与えてくださっている先生方は、さすがだなぁ～って頭が下がります。

私も、ずっとずっと前になりますが、こどものお迎えに行った時や、保育参観に行った時、先生方の心のこもった壁飾りなどの作品に、いつも魅了されていたのを思い出しました。
心がほっとする環境、こどもがニコニコ笑顔になる環境、先生方もこんな風にこども達のにこにこ喜ぶ反応を楽しみに作ってくださっているのですね。

保育所や幼稚園等への入園に向けて、保護者の皆さんには見学等をお願いしていますが、施設見学の際は、ぜひ、先生方の素敵な素晴らしい壁飾り・作品等も見てきてくださいね。
あたたかい気持ちになること間違いなしです。