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コンシェルジュ コラムバトン

コンシェルジュ コラムバトン
孫はかわいい!!今の子育て新常識について学ぼう
2023.02.14
小川・川前地区保健福祉センターの母子保健・子育てコンシェルジュの永井です。

実はわたくし、2歳6か月と11か月の男の子のおばあちゃんなのです。
他県で暮らす孫には、コロナ禍でなかなか会えない日々ですが、感染状況の落ち着いた時期を見計らって会いに行っています。
毎日娘が送ってくれる写真や動画を見ていても、会えた時には目の前で動く孫の姿に目じりが下がりっぱなしに。

このコラムを読んでくださっている方にもおじいちゃん、おばあちゃんがいらっしゃるのではないでしょうか。昔の子育ての常識と今の子育ての常識では変わっていることもありますので、良き「親(息子さん・娘さん)」のサポーターになれるよう、子育ての新常識のおさらいをしてみましょう。

【授乳(卒乳・断乳)】
母乳の場合は、赤ちゃんがほしがったら授乳する。母乳は子どもが自然に離れるまで授乳する「卒乳」の考えが主流。

【抱っこ(抱き癖)】
抱っこされた赤ちゃんは、情緒が安定し、自己肯定感や人への信頼を育む力が育つとされ、抱き癖は気にしなくても良い。

【寝方(うつぶせ・あおむけ)】
医学的理由から、医師がうつぶせ寝をすすめる場合以外は、「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の予防のため、あおむけに寝かせる。

【離乳食】
生後5~6か月ごろから、なめらかにすりつぶしたおかゆ(米)から始める。3~4か月で薄めた果汁を与えることは栄養学的な意義は認められない。ハチミツは「乳児ボツリヌス症」予防のため、満1歳までは使わない。

【虫歯予防】
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいない。大人の唾液を介して虫歯菌がうつってしまうので、箸もスプーンも赤ちゃん専用のものを使う。

【歩行器】
歩行器がなくても子どもは正常に発達するので、必ず必要なものではない。また、歩行を早めるための道具でもない。

【ミトンや靴下】
赤ちゃんの手足をおおうことは体温調節のさまたげにもなるので、赤ちゃんの体温に異常がなくご機嫌であれば、室内では不要。
※2022いわき市こどもみらいBOOK「Let‘s!孫育て」参照

いかがですか?なるほど、知って納得ですね。かわいい孫の成長のためにもより良き「孫育て」をしていきたいですね。

子育て・孫育てに関する素朴な疑問や子育て支援に関するお手続きなどについてご質問等ございましたらお気軽にお住まいの地区保健福祉センターにご連絡くださいね♪