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コンシェルジュ コラムバトン

コンシェルジュ コラムバトン
いわき市アレルギーっ子交流会『もぐのび』をご紹介します
2023.04.11
平地区担当子育てコンシェルジュ八代です。

つい最近まであれほど寒かったのに、あっという間に春になりましたね。
4月から新入園、入学で、新しい生活が始まったおうちも多いと思います。
今までおうちでパパ、ママに守られながら過ごしていた時間を、こどもたちは園や学校で過ごすことになります。期待と不安で毎日どきどき、ワクワクでしょう。

でも 
うちの子、アレルギーがあるんだけど、給食大丈夫かな?
入園前に先生に「アレルギーがあります」だけ伝えたけど、ちゃんとわかってくれたかな?
もし園や学校で症状が出たら、どうしたらいいんだろう…
アレルギー疾患のあるお子さんなら、新しい生活にちょっとだけ心配が多いと思います。
まずはお子さんの現状をしっかり把握しましょう。
お医者さんは受診してますか?
素人判断や思い込み、ネットの情報を鵜呑みにするのは危険です。

でもでも、お医者さんにも学校の先生にもどう言ったらいいのか、伝え方がわからない~!という場合、強い味方になってくれるのが、いわき市アレルギーっ子交流会「もぐのび」さんです。会員のみなさんは、アレルギー疾患のあるお子さんの先輩ママたちです。
自分たちが一苦労した入園・入学の体験談も教えてくれますよ。
気軽に参加できる情報交換や、勉強会などの活動もしています。

園や学校でおともだちと食べる給食は、きっとおいしいはずです。
不安を取り除いて、アレルギーと上手に付き合えれば、新しい生活も楽しいものとなるでしょう。

以下、『もぐのび』からのメッセージをご紹介します。



子育て世代の気になるキーワードのひとつ、「アレルギー」。
私たち『もぐのび』は、いわき市内の食物アレルギーをはじめとするアレルギー疾患をもつこどもの保護者が集まる患者会です。

子どもが生まれて離乳食がスタートして、順調に進んでいたのにある日じんましんが出た、なんてことは、実は結構よくあります。そこから「アレルギー」と診断されると、たくさんの情報の中から「いちばんいいもの」を選ぶのはとても大変なこと。

もぐのびでは、より偏りなく、医療に適切につながるための実生活に即した情報を共有する場としてスタートしました。
それがどんどん必要な情報が増えてきて、
「こどももママやパパがこわがらず食べることや疾患と上手につきあうコツをシェアする場」になっていきました。

どうしたら安全に食べられるものを選べるのか?とか
健康にいいといわれるものとアレルギーにいいものは違う、とか、
周りとのかかわり方のコツ、入園学に必要な準備、救命講習、自然体験などなど、楽しみながらアレルギーを知る活動を続けています。

知るべきことが多いうえ、信頼性の低い情報のほうが多いアレルギー。
本当は医療の介入が必要な疾患なのに、残念ながら医療から離そうとする情報も少なくありません。ザンネンな情報に惑わされないように仲間とつながってほしいと願っています。

良かったら、フェイスブックやインスタグラムなど、SNSをのぞいてみてくださいね。
公式Lineに登録いただくと、会のメンバー(役員)とコミュニケーションをとることができます。

カルビーさんがもぐのびキッズのために食育講座をしてくださいました


味の素ファンデーションさんから頂いたレシピ集


オーガニックコットンの畑で自然体験&防災食の試食


NHKでも紹介された高知県黒潮町缶詰製作所の缶詰試食も。
もぐのびキッズは缶詰もじょうずにあけちゃうよ

仲間たちが丁寧に関係づくりをしてきたので、もぐのびは企業さんたちにも寄り添っていただけています。


令和4年度公益信託駒澤嘉いわき生涯学習振興基金で入園学のサポート冊子を作製、現在、各地区保健福祉センター子育てコンシェルジュ相談窓口、かんがるー広場、WENDYで無料配布中です。