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コンシェルジュ コラムバトン

コンシェルジュ コラムバトン
知っててよかった!夏の危険からこどもを守ろう
2023.07.11
小名浜地区保健福祉センター、子育てコンシェルジュの永井です。

夏は水遊びやバーベキュー、キャンプに夏祭りと楽しい行事がいっぱいの季節。
今まで、なにかと行動が制限されていたので、今年の夏はお出かけの予定をたくさん入れているご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、そんな楽しい夏には大きな危険が潜んでいます。
夏に気を付けるべき危険について考えてみましょう。

【浅いプールでも危険!水の事故】
10~20センチの浅い水深でも、うつ伏せで転んで窒息するおそれがあります。水遊び中は決してお子さまから目を離さないようにしましょう。大人も一緒に水に入り、いざという時にすぐ救助できるようにしましょう。
また、大人1人で複数の子どもの面倒を見ないようにしましょう。

【こどもは熱中症になりやすい】
年々酷暑になっている日本の夏。大人でも熱中症で倒れる人が増えている中、子どもにはより一層の注意が必要です。子どもは温度変化の影響を受けやすいので、体調変化にすぐ気づくことが重要です。
 ○汗をかかなくなる
 ○元気がない
 ○ふらつきがある
 ○顔が赤く(青く)なる
などのサインを見逃さないようにしましょう。
熱中症を予防するために暑さを避けて、こまめに水分補給をしましょう。屋外活動では帽子をかぶり、なるべく紫外線を浴びないようにして、日陰で過ごしましょう。

【あせもなどの皮膚炎は夏ひどくなる】 
夏は汗をたくさんかくので、それが原因でかぶれたり、虫にも多く刺されて、皮膚トラブルになりやすい季節です。汗をかいたら、押さえ拭きで拭き取るか洗い流して清潔を保ちましょう。
虫刺され後は、かきむしらないよう外用薬やパッチで適切に処置しましょう。

【遊具でヤケド!?意外な危険性】
金属性の遊具や砂場、地面などは直射日光に温められてかなり高温になっていることがあります。うっかりさわってしまうとヤケドを負ってしまう危険性が…地面を裸足で歩かせない、外遊びの時間を工夫するなどの対策をするとともに、危ないと感じる遊具には近づかせないように注意しましょう。


いかがですか?こどもと一緒の夏のレジャーでは、気を付けるポイントが色々ありますね。
無理のない行程で安全に気を付けて、楽しい夏をお過ごしください。